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日本のデザインは世界のトップクラスにあると言われています。
事実、日本のプロダクトや建築は世界で高い評価を得ています。
しかし、人々の生活のため、地域のため、あるいは地球環境のために、デザインにはもう少し違った捉え方や可能性があり、同時にデザイナーにとっても新しい活躍の場があるのではないでしょうか。
第一線で活躍されている様々な分野のデザイナー、建築家が異なる立場や視点から今日のデザインとデザイナーが抱える問題に関して議論し、デザインの可能性と近未来に光を当てるためにデザイン宣言タキカワ会議を開催しました。

なお、インターネットによる事前会議を行いましたので、最初にこのインターネット会議からお読みください。

本会議の議論は活字化の作業が困難であること、実際に会議に参加いただいた方々が共有している内容のため、インターネットへの掲載はいたしません。
代わりに参加者の方々からのコメントを掲載することで、会議の様子と聴衆の方々の反応を感じとっていただければ幸いです。

デザイン宣言タキカワ会議は2007年7月6日〜8日に北海道滝川市で行われた、アート・フェスタ・タキカワのメインイベントです。
参加者全員が開催するという理念のもとに開催費用はパネリストを含め、参加者全員の頭割りでまかなっています。

五十嵐威暢 彫刻家

1944年 滝川市生まれ。グラフィック・プロダクトデザイナーとして活動後、1994年に彫刻家に転進。近作に、札幌駅JRタワー展望室のレリーフ「山河風光」、滝川市一の坂西公園の彫刻「Dragon Spine」など
www.igarashistudio.com

原 研哉 グラフィックデザイナー

1958年生まれ。日本デザインセンター代表取締役。武蔵野美術大学教授。アイデンティフィケーションやコミュニケーション、すなわち「もの」ではなく「こと」のデザインが専門。2001年より無印良品のボードメンバーとなり、その広告キャンペーンで2003年東京ADC賞グランプリを受賞。近年の仕事は、松屋銀座リニューアル、森ビルVI計画など。また、「RE DESIGN」「HAPTIC」「SENSEWARE」などの展覧会ディレクションを担当し、デザインを社会や人間の感覚との関係でとらえ直す試みを実践。近著『デザインのデザイン(DESIGNING DESIGN)』は第26回サントリー学芸賞を受賞、現代のアクチュアルなテーマへの批評も注目されている。

日本デザインセンター 原デザイン研究所

五十嵐 淳 建築家

1970年北海道生まれ
1996年日本建築学会北海道建築奨励賞 1997年五十嵐淳建築設計設立
2003年第19回吉岡賞 2004年大阪現代演劇祭仮設劇場コンペ最優秀賞
(実施) JIA日本建築家協会北海道支部住宅部会 住宅賞新人賞 第3回カナダグリーンデザイン賞最優秀賞受賞
2005年 中之島新線駅企画デザインコンペ優秀賞 JCD賞優秀賞グットデザイン賞BARBARA CAPPOCHIN ビエンナーレ国際建築賞グランプリ受賞(イタリア)
2006年 American Wood Design Awards 2006/ Best of Residentialグランプリ受賞 AR AWARDS 2006 HONOURABLE MENTIONS(イギリス) 豊田市 生涯学習センター逢妻交流館プロポーザルコンペ優秀賞 Ferrous Park International Architectural Competitionファイナル
現在、北海道工業大学・東北大学・名古屋工業大学非常勤講師

Jun Igarashi Architects inc.

佐藤 卓 グラフィックデザイナー

1955年東京生まれ。
1979年東京芸術大学デザイン科卒業、1981年同大学院修了、株式会社電通を経て、1984年佐藤卓デザイン事務所設立。「ニッカ・ピュアモルト」の商品開発から始まり、「ロッテ・ミントガムシリーズ」「ロッテ・キシリトールガム」「大正製薬・ゼナ」「明治おいしい牛乳」「NTTドコモ FOMA P701iD、P702iD」等の商品デザインを手掛けるほか、「BS朝日」「金沢21世紀美術館」「首都大学東京」等のシンボルマークデザイン、NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の企画メンバー・アートディレクター、大量生産品をデザインの視点で解剖する「デザインの解剖」プロジェクトなどを手掛ける。

Taku Satoh Design Office

南雲勝志 プロダクトデザイナー

新潟県六日町生まれ
東京造形大学 室内建築科卒業 永原浄デザイン研究所を経て
1987〜ナグモデザイン事務所 設立
1992〜都市環境デザイン会議 会員
1997〜2005日本インダストリアルデザイナー協会 会員
1999〜CSカレッジオブアーツ講師
2004〜GSデザイン会議 member
2004〜デザイングループ 「happi」member
2004〜日本全国スギダラケ倶楽部 代表
2005〜土木学会 会員
2005〜グッドデザイン賞 審査委員
著書:デザイン図鑑+ナグモノガタリ(ラトルズ )
共著:都市の水辺をデザインする—グラウンドスケープデザイン群団奮闘記 (彰国社)他
監修:月刊杉WEB版

NAGUMO DESIGN

平野敬子 デザイナー

1959年兵庫県出身。
デザインにより最良のコミュニケーションをうむことを理想とし、分野を横断的に活動する。主な仕事は東京国立近代美術館のシンボルマーク、VI計画。NTTドコモ携帯電話F702iDのトータルデザイン。「デザインの理念と実践」展、「時代のアイコン」展の企画構成、会場デザイン、書籍著作、編纂等。2001年毎日デザイン賞受賞他受賞多数。2005年工藤青石とコミュニケーションデザイン研究所を設立。

CDL | Communication Design Laboratory

東海林弘靖 照明デザイナー

LIGHTDESIGN INC.代表
1958年生まれ
光と建築空間との関係に興味をもち建築デザインから照明デザインの道に入る。1990年より地球上の感動的な光と出会うために世界中を探索調査、アラスカのオーロラからサハラ砂漠の月夜など自然の美しい光を取材している。光との出会いの感動を糧に、幅広く空間における光のデザインを行っている。また、最近では、自然光もデザインの対象と捉え、新しい建築の光を提案している。
www.lightdesign.jp

梅原 真 グラフィックデザイナー

漁業・農業・林業。一次産業系デザイナー?
大きいことより小さいことのよさがスキ。
砂浜美術館の考案者 http://sunabi.com/
高知県文化広報紙「とさのかぜ」編集長。 http://www.pref.kochi.jp/~bunkakokusai/bunka/tosanokaze/index.html

須永剛司 多摩美術大学情報デザイン学科教授

多摩美術大学で立体デザイン専攻、GKインダストリアル・デザイン研究所を経て筑波大学大学院で認知科学を学ぶ/学術博士/イリノイ工科大学で製品インターフェイスの設計方法、スタンフォード大学コンピュータ科学部でヒューマン・コンピュータ・インタラクション(HCI)の研究を経て、活動を基盤としたデザイン方法を研究/日本デザイン学会、日本認知科学会所属

柏木 博 デザイン評論家

1946年生まれ。武蔵野美術大学卒業。現在同校教授。デザイン評論家。専攻は近代デザイン史。