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五十嵐アート塾・レクチャーシリーズ〈第16回〉 10月8日(日) 
「高品位デザインについて」
平野拓夫(金沢美術工芸大学学長)、大尾嘉孝・小谷口剛(山中木製漆器共同組合青年部)

高品位デザインとは。

第16回のアート塾は二部構成。
まずは、金沢美術工芸大学の平野拓夫学長をお迎えし、ご自身の体験談を交えながら、デザインに対する理念と将来のあるべき姿についてレクチャーしていただきました。柔らかい語り口でありながら思いの込められた言葉に、集まった人たちは聴き入っていました。

続いては、平野学長に五十嵐さん、さらに山中木製漆器協同組合青年部のふたりを加えたトークセッション。漆器は、芸術作品でもなくマスプロダクトでもない工芸という分野。その魅力と悩みについて平野学長と五十嵐さんから的確な言葉が発せられ、セッションは工芸とデザインを中心として、さまざまな話題へと広がりました。

太郎吉蔵には、訪れた作り手たちの山中漆器を展示。ふだん使いの器から茶道具まで、同じロクロで挽くといってもさまざまな器があり、来場者の皆さんは思い思いに手にとって漆器の感触を楽しまれました。青年部で作った絵本も展示。会場では販売も行いました。また、山中漆器の作り手により復刻された五十嵐さんの作品も展示。

トークセッションの後は、来場者の皆さんも交えての交流会。北海道各地、さらに美大の教授や店鋪経営者など、多様な人たちとの交流が生まれました。手づくりのパーティフードとドリンク。終始ラフな雰囲気で、話の輪がいくつもでき、話題はつきませんでした。

(レポート : 小谷口剛)